専攻医からひと言

とある今泉博道の一週間

今泉 博道

初めまして、専攻医の今泉といいます。

私は他大学を卒業後、福島県立医科大学にて初期研修を経て消化器・リウマチ膠原病内科学講座へ入局しました。

入局後は2年間、関連病院にて内科、消化器一般の多くの経験と勉強をし、現在は大学の肝臓グループに所属し、消化器コースの専攻医として毎日精進しております。

今回は私の基本的な一週間の業務をご紹介いたします。

今泉の一週間

月曜日 : 関連病院での勤務です。隔週で内視鏡検査と外来を担当しています。外来では大学病院とは患者背景も異なり多様な疾患に出会うことができます。夕方以降、大学に戻り病棟業務やデスクワークを行っています。

火曜日 : 午前は大学病院の新患外来を担当します。主に他院からのご紹介された患者様の初期診察となります。午後は肝生検、肝動脈化学塞栓術などの検査・治療があります。その後病棟業務と肝臓グループでのカンファレンスがあります。

水曜日 : この日は1日肝臓グループでの治療に従事します。主に肝動脈化学塞栓術の術者・介助者として治療に当たります。その後病棟業務を経て翌日の教授回診の準備を行います。一週間で一番忙しい日です。

木曜日 : 午前は教授回診です。初期研修医や専攻医が中心となってプレゼンを行います。新たな観点からいろいろ気づかされる時間だと思っています。午後にはRFAや肝生検が入ることも多いです。夕方からは学生さんや初期研修医による新患紹介、続いて医局会があります。

金曜日 : 午前は内視鏡検査、午後は病棟業務が主です。

これが一週間の大まかな流れです。このほかの業務として当直が平均すると週に1,2回入ります。平日の具体的な勤務時間としてはAM7時～PM8,9時頃までのことが多く、個人的な勉強や研究、急患対応などで遅い日もありますが、とても充実した日々過ごしています。また土日は交代で病棟回診に当たるため、自由な時間を持ちリフレッシュすることが出来ます。

当科の魅力としては私の場合は肝グループに所属していますが、それ以外の上部・下部消化管グループ、リウマチ・膠原病内科グループも病棟、検査が担当できるため、多くの症例に出会い、勉強できることだと思います。少しは参考になったでしょうか、今回の紹介で少しでも当科に興味を持っていただけるとありがたいです。ぜひ見学にもいらして下さい。