公立大学法人 福島県立医科大学医学部 リウマチ膠原病内科学講座

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教授からのご挨拶

リウマチ膠原病内科学講座主任教授
右田清志

2016年8月1日付で、福島県立医科大学にリウマチ膠原病内科学講座が開設され、主任教授を拝命いたしました。私どものリウマチ膠原病内科は旧第二内科の第三代主任教授であられた粕川禮司先生に遡ります。粕川先生のご指導のもと多くの諸先輩方により第二内科の幅広い内科診療のなかでリウマチ膠原病の臨床、研究の基礎が築かれ開花し、大平弘正 第二内科主任教授(現消化器内科学講座主任教授)に引き継がれ発展してまいりました。

この度、第二内科からリウマチ膠原病内科分野が内科の一分野として独立させていただくことになりましたが、これまでの第二内科の総合内科学講座の視点を忘れることなく、臨床、研究を推進していく所存です。

現在のリウマチ膠原病分野は臨床免疫学の進歩と同時に、診断、治療が劇的に転換しており、専門性の高い診療が重要となってきています。それと同時にリウマチ膠原病は全身性の疾患であり、総合診療力も要求されます。これまで培われた第二内科の伝統を継承し、診療科の枠をこえた連携も重視し、患者さん中心の医療を行い福島県のリウマチ医療の向上を目指していきたいと思います。

大学の使命である臨床研究に関しては診療で得られた臨床上の問題を研究テーマにして取り組むことで、新しい診断技術、治療法の発展につながると考えております。患者さんから学び、患者さんに還元できるあらたな医療を目標に臨床研究を行っていきたいと思います。

これら目標のもとすぐれた臨床医を育てるため、医局員全員のチームワーク、自主性を重視し、若手医師がリサーチマインドをもち自らの専門医、研究医としての才能を十分に発揮しキャリアアップできる教育を目指していきたいと思います。

どうぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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