公立大学法人 福島県立医科大学医学部 消化器内科学講座

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研究内容のご紹介

上部消化管関連

研究内容のご紹介

上部消化管グループでは内視鏡診療部と連携して, 臨床同様に①胃癌, 食道癌②食道胃静脈瘤③消化管粘膜下腫瘍を軸に研究を行っております.

①胃癌, 食道癌

当科では早期胃癌, 食道癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術ESDを積極的に行っております. できるだけ容易に, 早く, かつ安全にESDが施行できるように, 臨床研究として従来の局注剤よりも高い膨隆をつくることができる高粘稠局注剤「カルボキシメチルセルロース」を用いた胃ESDの臨床試験を継続中です. またがんセンター中央病院, 静岡県立がんセンター, 東京医科大学などとの多施設共同研究として「Web登録システムを用いた早期胃がん内視鏡切除症例の前向きコホート研究」, 「低用量アスピリン服用中の胃腫瘍症例に対する内視鏡的粘膜下層剥離術における消化管出血リスクについての多施設共同無作為比較試験」,「ヘリコバクターピロリ陽性かつ早期胃癌ESD治癒切除後患者における、ピロリ菌除菌による異時性胃癌抑制効果を証明するランダム化比較試験」, 「胃上皮性腫瘍に対する 従来法ESDおよびデンタルフロスクリップESDの無作為化比較第Ⅲ相試験」などの臨床試験にも参加しています. また基礎研究としてHelicobacter pylori感染胃炎における癌関連線維芽細胞関連マーカーの研究なども行っております.

②食道胃静脈瘤

本邦における食道胃静脈瘤に対する内視鏡的治療の確立には、当講座での研究内容が大きく寄与してきました. また, 当講座で研究した「超音波内視鏡を用いた静脈瘤血行動態の解析」に基づく病態は、門脈圧亢進症取扱規約にも記載されているほか, 世界的にも広く受け入れられています. 現在はこれらの検討を基本とし, 2013年10月に保険収載された胃静脈瘤の内視鏡治療の医療材料であるヒストアクリルの至適使用方法の検討や, 内視鏡的静脈瘤硬化療法における鎮静剤の前向き比較試験などを行っております.

③消化管粘膜下腫瘍

積極的に超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)を行い, 確定診断をつけた上での治療方針決定を積極的に行っております. 小さな腫瘍でも確実な検体採取ができるよう, 穿刺針内生食充満法によるEUS-FNAの検討などを行っております.

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